MB1・MB2の合流をEMRで確認したケース

今回の記事も生成AIに書いてもらいました。とってもAI臭さが出ていますね。でも優秀です。

上顎第一大臼歯の近心頬側根には、2つの根管(MB1・MB2)が存在することが知られています。しかし、その走行や合流の有無は症例ごとに異なり、術中の判断が重要になります。今回のケースでは、MB1・MB2の両方にファイルを挿入した状態でEMRを用い、両者の電気的な連続性を確認しました。


合流の確認

MB1・MB2それぞれにファイルを挿入し、EMRで測定を行うと、両者が同時にショートを示しました。

これは両根管が根尖付近で合流していることを示唆します。

単にMB2を見つけるだけでなく、

どのように終わっているかを確認することが重要です。


「見つける」から「確かめる」へ

MB2の存在自体は特別なものではありません。

しかし、その走行や合流の有無を曖昧なままにしてしまうと、治療の精度に影響します。

今回のように、意図的にファイルを挿入し、EMRで反応を確認することで、

解剖学的な関係を術中に“証明する”ことができます。

これは視覚だけでは得られない情報です。


日常の中の判断

こうした確認は特別な操作ではなく、日常の臨床の中にあります。

ただし、それを行うかどうかは術者の判断に委ねられています。

見えているものだけで進めるのか、

それとも一歩踏み込んで確かめるのか。

その違いは小さなものかもしれませんが、

治療の積み重ねの中では決して小さくありません。


まとめ

  • 上顎第一大臼歯ではMB1・MB2の存在とその関係を常に考える

  • 合流の有無は術中に確認することができる

  • EMRはその確認手段の一つとして有効

 

非う蝕性歯頸部歯質欠損からの歯髄壊死

非う蝕性歯頸部歯質欠損 歯の根元が凹んできている状態です。それ自体も厄介なのですが進行して歯髄まで達すると神経が死にます。
動画ではそれを確認してから改めてその部分を閉鎖して上から歯髄処置を行っています。最終的にはクラウンを被せるのですがそのクラウンの根元の歯質がまた欠損してくることがあります。
ではどうしてそういうことが起きるのか? つまり病因論ですがそれがはっきりは解っていないのです。
というようなことがこの本にはよく解説されていますのでもしここをお読みの歯科医師の方がいらっしゃればリンクしておきます。画像をクリックしてください。

根管を見失ってしまうとリカバリーは難しい

強い痛みのある下顎両中切歯。根管は開放されていました。つまり穴の開いた状態です。そもそも根管の開放は悪手なのですが、膿が出ているわけでもないのにそれをやっても全く意味はありません。
下顎の前歯は1根管と思われがちですが、実は2根管のことが少なくありません。それを疑って治療を始めましたが、根管の中に詰まっている食べかすを洗い流すと削られた方向には根管はありませんでした。幸いパーフォレーションまでには至っておらず、本来の根管を見つけてそこを拡大しました。こういったケースではマイクロスコープが威力を発揮します。本来の根管が見えてしまえばあとは簡単です。これが湾曲根管で見えないところにレッジがあるとずっと難易度は高くなります。