マイクロ歯科医はブルーラジカル P-01の夢を見るか?

ブルーラジカルのセミナー(販促)に行ってきました。歯周病関連のセミナーなんていつ行ったことがあるのかも記憶にありません。

治らない根管にレーザーあてておきましたとか、わかんないのでとりあえずマウスピース入れましたとか、そういうようなその場しのぎ治療とは違って治験も通した正当な機器でした。勿論売るための催しですから利益相反はあるでしょうし本当の評価はまだこれからだとは思います。でももしかしたらダラダラと引っぱるだけのメンテナンスという名のサブスクシステムから脱却できる機器なのかもしれません。セミナーの全てがすんなり腑に落ちたわけではありませんが10年前なら飛びついたと思います。

なお保険診療には対応していません。開発者は保険診療に対応も考えたそうですがあまりにも低い点数を示唆されたため下りたそうです。至極真っ当な判断だと思います。全てを掛けて開発した機器で行う治療の評価が数百円(想像です)なんて納得できなくて当たり前ですしそれでは売れません。ただ保険診療機関でやるには違法にならないように厳格な管理が必要だと思います。バカげた制度だと思いますが混合診療は禁止です。

平均的なチャージは1本の歯に16500円だそうです。治療時間は10分程度。基本的に施術は歯科衛生士が行うようです。

結論としては買いません。歯周病治療は当院のメインストリームではないですし今後もそうなることはないからです。狭く深くとも言うし守備範囲が狭いとも言う😅

ブルーラジカル P-01

このブログにも 木田歯科医院YouTubeチャンネルにも歯周病のケースは殆ど出てきません。以前は取り組んでいましたので、普通の歯科医師としてのベーシックな知識も歯周外科の技術もそれなりにあるつもりですが、歯内療法のように全てを歯科医師がコントロールできる、言い換えれば全ての責任が術者にある治療が好きなんですね。歯周病は生活習慣病でもあるのでそうはいきません。

そうなんですがつい先日、信頼する同窓の先生にブルーラジカル P-01のことを教えてもらったのです。勿論その機材のことは知ってはいましたがどうせ大したことはないだろうと思っていたのです。レーザー物や光り物はどうも信用ならんと思っているんですが、違うらしいです。確かな効果があるそうです。ざざっと頭の中だけで考えるとそんな訳ないだろうと普段の私なら思うんですが、こと彼がそこまで言うならスルーするわけにはいきません。

というわけでさっそくセミナー受講することにしました。自慢じゃないですが私、今までセミナー受講料にかなりの金額を使ってきました。ところがどっこい販促セミナーだからですけど今回なんと無料です。聴いて買わなきゃ大儲けというわけです😅。
はたしてミイラ取りはミイラになるのでしょうか? 受講後にまた報告しようと思います。

歯科健診

私自身が数十年前に卒園した幼稚園から依頼があって歯科健診に行ってきました。私が通っていた頃(といってもほぼ不登校(^^;))はお寺の中に園舎があって園庭は境内そのままだったのですが、現在はとても綺麗で立派なものになっていました。
当院の周辺は限界集落化の波がジワジワと押し寄せてきており以前は小中6校の校医をしていましたがすべて統合されて担当していた所は廃校になりました。今正式に担当しているのは保育所だけです。

歯科健診にはルーペとライトは必須だと思います。特にライトは重要で良くあるスタンド式のライトの灯りでは暗闇の中に落ちた黒ごまの粒を探すようなものです。上の写真でお子さんの口の辺りがとても明るいのがわかると思います。視軸と光軸が重なるのが理想です。
それでも見落としはきっとあって自分でやっておいてこんなことを書くのも何ですが、100%信用できるようなものではありません。集団健診には限界はあるのです。

同じようなことを以前も書いていました。