外科的歯内療法(意図的再植術)

この症例です。

サイナストラクトが再発しました。外科処置に移行です。

上顎7番は部位的に歯根端切除の対象にはならないので意図的再植術を選択します。一度抜歯して根尖をカットして抜いた場所に戻します。

根尖孔が黒いのはMTAが見えているからです。プロルートMTAは硬化すると酸化ビスマスのせいで黒くなります。

歯根端をカット。MTAで根充してあるので逆根管充填は必要ありません。周辺の歯質まで黒変しています。黒変を避けたい部位にはビスマスフリーの別のMTAを使う必要があります。

抜歯窩を掻爬。

抜歯窩に戻して縫合固定します。外科という切り札を切ったのでもう次の一手は無くなりました。結果が全てです。良い報告ができることを祈るしかありません。

上顎7番MB2(近親頰側第二根管)その2

このケースの続きです。

不快症状は消えました。MB1とMB2の間は必ずイスムスがあります。イスムスはファイルでの処置には限界があるので破折ファイル除去用の極細い超音波チップを使うことが多いです。根管洗浄も重要です。

見過ごされて未処置のMB2は頻繁にあると思いますが、その全てに病変が現れるわけではありません。しかし経験上、上顎大臼歯の病変は近心頬側根に現れることが多いです。MB2の存在が影響していると思っています(文献は探していません)。

 

医療費控除

その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
「医療費控除シミュレーター」などの文字列で検索すれば数字を入力すると還付金の額が解るサイトが見つかると思います。

当院では領収書をお渡しする際に、医療費控除の簡単な説明の文書をお渡ししていますが、詳しい内容は国税庁のホームページをご覧下さい。