樋状根の再治療

下顎第二大臼歯に多く見られる樋状根。解剖学的に非常に複雑で、通常の単純な根管とは異なり、溝状に連続した形態を持っています。樋状根の場合、通常の根管のように「1本の管」として処理することはできません。溝状に広がったスペース全体をいかに認識し、いかに清掃・消毒できるかが鍵になります。

AIにイラスト書いてもらいました。

特殊な器具が必要なので一般的な根管治療では治癒は難しいです。器具を用意しておけと思われるかも知れませんがそれを保険診療に求めるのは酷です。絶対に採算割れします。ことあるごとに書いていますが歯科医の所為ではありません。保険制度がおかしいからです。

上顎側切歯に現れた特殊な形態(パラタルグルーブ)その2

このケースです。根管充填後2週間。何故かアブセスが消えました。所謂結果オーライということなのかもですが釈然とはしません。不快症状もなく腫れてもいませんから裏側に開けた穴を塞いで根管治療を終えました。3ヶ月程度の時間を空けて経過観察を行う予定です。

根管治療は特に再根管治療は根管内にある病変の原因を見つけて除去することで患歯を治癒に導きます。闇雲に根の中をいじり回しているわけではありません。治る理由も治らない理由も完全は無理にしても理解しておきたいのですが今回のこのケースはワカリマセン。

前歯のジルコニアクラウンが割れた

ジルコニアクラウンはそうそう欠けたり割れたりはしないのですが(希にはあります)今回は前歯の再根管治療の際に他院で被せたクラウンの後ろから穴を開けて治療した5年後のトラブルです。まあしょうがないですね。被せ直すしかありません。本当は最初からクラウンを除去した方が治療は遙かに楽なんですが・・・