アイボリーセパレーターを使った小臼歯隣接面のむし歯治療

歯と歯の間を隣接面というのですがそこにむし歯ができてしまった時のダイレクトボンディングです。噛む面(咬合面)にできたむし歯の治療の何倍も何十倍も難易度が高くなります。

不用意に削ると隣の歯に傷を付けてしまいます。傷は汚れの温床なのでそこからむし歯になってしまう確率が高くなります。レジン(プラスチックのような材料)を過不足無く詰めるのは難しく咬合面のようにはみ出したら削って修正するということが部位的に不可能です。歯肉が近いので出血させやすく、また充填に際して絶対に避けなければならない水分を遮断することも容易ではありません。

歯と歯を離解させて削ったり詰めたりするためにはいろいろな器具があります。下の写真がその一部です。これさえ持っていれば全てのケースに対処できる、というような物は無いのでいろいろなタイプを用意しておく必要があります。今回使用しているアイボリー型セパレーターは一番上に写っている鞍状のものです。

上顎小臼歯のレジン治療とDaVinci Resolve SPEED EDITOR

約60分の治療です。治療自体にはなんの変哲も無いのですが動画の編集ソフトをFinalCutProからDaVinci Resolveに変更しました。ソフトを新しくするというより下の写真のこれを使いたかったのです。Blackmagicdesign DaVinci Resolve SPEED EDITORというハードウェアコントロールパネルです。異常に人気で注文してから手元に届くまで2ヶ月以上待ちました。で、これ凄いです!

治療後10年経って外れてしまった前歯のダイレクトボンディングの再治療

このケースです。

震災の時に転んで欠けてしまった所を治療したのですが、あれから10年経過して外れてしまいました。そうです。あれから10年経ったのです。

年末に急患で来院されたのでそのときは簡単に応急処置をしておきました。

動画の最後に顕微鏡下での充填後の静止画が出てきますが、色はあまり合っていません。しかし鏡を見たご本人は解らないと仰いますし、実際日常では誰も解らないと思います。
以前は何色も色を重ねたりしましたが、そこはあまり気にしなくなりました。といってもこのケースでも三色は使っています。