この症例の続きです。
赤い丸の中がパーフォレーション部位です。水酸化カルシウムを除去しMTAを充填します。充填後、サイナストラクトからガッタパーチャポイントを挿入してレントゲンを撮りました。サイナストラクトの原因はパーフォレーションだったことが確認できます。
とはいえ、メインの根管治療も行っておきます。
繰り返すようですが、このようなシビアなケースでは、どのような意思決定を行うかが重要です。
追記:16ヶ月後はこちらです。
最近出たばかりの書籍ですが、本物の専門医の症例には圧倒されます。