右下6番の感染根管です。
赤い丸の部分のパーフォレーションが疑われます。
メタルコアを除去すると中心部でパーフォレーションを確認できました。青い丸の中です。
遠心部は歯肉の下までむし歯が広がっていたので、歯肉を電気メスで切除してむし歯を染色して除去していきます。下の写真にはまだうっすらと青く染まった部分が残っています。
取り切れました。
むし歯が除去できたので、ここからは根管治療の準備を始めます。歯の周りに隔壁という堤防のようなものを築いて周辺からの細菌の侵入をブロックし、併せてラバーダムが装着できるようにします。ここからは動画をご覧ください。パーフォレーション部位を洗浄し水酸化カルシウムで一度カバーしました。
治療時間は90分程度でした。