破折ファイル除去器具

日本では入手できない機材を使う歯科医師には有名な、スマイルユーエスという輸入代行業者があるのですが、そこのメールマガジンで紹介されていました。でもこの器具だけで済むほど破折ファイル除去は簡単ではありません。
因みに価格は15万円程度です(高)! が、ちょっと工夫すれば自作も可能です。下の写真がそうです。材料は洗浄用のニードル、シリンジ、ハンドファイル。そして秘密の極細ワイヤーです。

これでもちゃんとしたステップを踏めば取れます。

でもTFRKが最強です。どんな場面でも最強です。

インプラントの印象

ボーンレベルインプラントの印象です。写真を撮り忘れたので模型上で説明します。

ヒーリングアバットメント
ヒーリングアバットメントを外してインプラントが見える状態
インプレッションコーピングというジグを嵌めたところ

ここからは実際の口腔内写真。インプレッションコーピングをネジ止めした状態でその上から印象します。

ちゃんと嵌まっているかどうかをレントゲンで確認したところ。このステップは重要です。
シリコン印象
作業模型

インプラントの印象は普通の印象と違ってパーツを組み上げていくような作業です。

セット。真ん中に空いている穴はネジ穴です。

穴を封鎖したところ。色はそれなりです。臼歯部ではそれほど気にならないと思いますので強度を優先します。フルジルコニアです。

iPadで治療説明

今まで紙とボールペンで行っていた治療説明をiPadでやってみました。この動画はiPad上でApplepencilで行っている所を、Macにミラーリングしてキャプチャーしたものです。

初代iPadの発売は2010年5月。私は予約開始と同時に2台のiPadを注文しました。仕事用として大きな期待があったのです。

結局iPadは治療説明用のツールにはなり得ないという結論にいたり、以来埃を被っていたのですが、その間に随分進歩していたようです。Applepencilで化けたように思います。でもまあこれから当院での出番が続くのかどうかはまだ解りません。ちょっと使ってみてからですね。