歯の間にできたむし歯を直接一回で治すのだ

「歯の間にできたむし歯を直接一回で治す」ことを専門用語では「二級窩洞のダイレクトボンディング」と言います。二級窩洞という言葉はさすがに患者さんには使いませんが、ダイレクトボンディングはもう当院に来院される方には普通に通じるようになってきています。

というわけで特別なことをやっているわけでは無いのですが、こんなふうにテフロンテープを使うと便利ですよという歯科医師向けの動画です。ですがターゲットは患者さんなのでブログタイトルと動画のサムネイルは集客用っぽくしてみました😅。

差し歯の根元が露出して黒い

入れたときは綺麗でもだんだん歯肉が下がって根が露出してしまうとこうなってしまいます。私の知る限りではこれを回避する、あるいは改善する方法には、Dr.行田の接合上皮内マージン、Dr.坪田のBTAテクニック、Dr.LoiのB.O.P.T.があります。
で、これはただの自慢ですがDr.行田は大学時代の部活の先輩、Dr.坪田は大学の医局の先輩でした。今でもこちらから一方的に親しくしてもらっています。Dr.Loiは見ず知らずの赤の他人なので(^^;)、日本で公認のコースを受講しました。

上のケースの治療後です。セット当日の写真なのでセメント除去で少し出血させてしまいましたが、その後の経過は良好です。まだ1年くらいですから当たり前ですね、