今まで使用していた義歯を改良して、その義歯を使って印象(型を採る)するという方法があります。院内に技工士さんが居ないと技工操作に時間が掛かって大変なのですが、技工用のシリコンを使うと作業は格段に楽になります。
上の写真がシリコンの模型で、下が精密印象です。
福島県いわき市にある自由診療専門の歯科医院です。TEL 0246-36-5960
大臼歯の隣接面を含む充填には、様々な道具を使います。
ラバーダムを掛けるのが難しい歯の形態でしたので、シリコンのチューブを入れて
唾液の滲入を防いでいます。
黄色いゴム紐がこの症例では重要です。
充填してオレンジ色の器具を外したところ。このゴム紐が隣接面歯肉縁下へのレジンのはみ出しを防いでくれます。はみ出したレジンは歯肉炎を起こします。
ウエッジというのですが、歯の形態によって何種類も使い分けます。
私がマイクロスコープを診療に取り入れて10年になりますが、導入前に受けたマイクロスコープの講習会で、このゴム紐と、ストリプスを教わりました。
三橋純先生という、マイクロスコープのエバンジェリストの講習会でした。