歯石除去とマイクロスコープ

他の部位の治療をしていたのですがちょっと時間が余ったので簡単な歯石除去をしました。この程度の除去なら顕微鏡を使わないでルーペで行うことも多いです。

動画の前半の倍率が顕微鏡の最低の倍率ですが、ルーペだともうちょっと拡大されて見えます。しかし顕微鏡を使うと治療の動画をその場で患者さんに見せることができるのが非常に大きなメリットです。殆どの患者さんがモニタに釘付けになります。

治療によりますがその日の治療が終わった後に5分から10分程度で説明を行っています。言葉で説明する60分よりずっと解りやすいと思います。

どのタイミングで治療に介入するか?

下の前歯のむし歯。これは治療が必要ですが下の写真の赤丸の小さなむし歯は治療すべきでしょうか? 基本的には必要ないと考えます。解りづらいかも知れませんが上の画像と下の画像は同じ部位です。

ただ今回は着手しました。動画を見れば解ると思いますが、ここを最小限の削除で治療できるチャンスだからです。なおかつこの治療は殆どマイナス要因がありません。取れてしまうことは考えられませんし摩耗することも殆ど無いでしょう。その日に治療の予定はしていませんでしたから、もちろんその辺は患者さんには説明して納得の上です。

長いお付き合いの患者さんなのでここは甘えて、説明はラバーダム下で患者さんは喋れない状態でした。しかも半分寝ていました(笑)。通常は治療の変更は治療を中断して行っていますからご安心を。説明の時間を充分に取ることができるのも自由診療の大きなメリットだと考えています。

Contact points Ambassador On-line Course

Maciek Czerwinskiというポーランドの歯科医師のウエビナーを受講しました。ポーランド語だったらもちろん全く解りませんが、幸い英語だったので半分ちょっとは理解できたと思います。

下の画像に様々なエッセンスが秘められているのですが、有料のウエビナーの内容を勝手に公開できませんからこれは画像処理しておきます。私の模型練習の画像です。