歯牙破折を発見するのは日常茶飯事です。拡大鏡を使用するとなおさらです。
歯の治療は歯の上の部分、つまり歯肉から離れているほど容易です。
歯肉の下になってしまうと反対に難易度は上がります。
骨の下になれば更に困難になります。
破折は多くの場合縦方向に起きます。歯肉の下に破折線が延びます。
どこまで折れているのかを確認する有効な手段はありません。
あきらかに破折しています。しかし無症状。
このガイドラインに則った治療をします。
福島県いわき市にある自由診療専門の歯科医院です。TEL 0246-36-5960
尊敬する歯科医師でもあり、親しい友人でもある渡辺隆史先生(小名浜・小滝歯科医院)が、この本を上梓されました。私の技術ではとても成し得ない珠玉の臨床の数々も解説されていますが、これは哲学書です。彼の患者さんは幸せですね。