初診から治療に入るまで

木田歯科医院では患者さんに納得頂いた歯科医療を提供するため、診断、治療の説明を充分な時間を取って行います。したがってよほど救急を要する場合以外、初診時に治療をすることはありません。

以下は治療までの流れです。ホームページのリンクです。

完全予約制ですのでまずはお電話にて予約をお取り下さい。0246-36-5960です。診療日でもスタッフの手が空かない状況で電話に出られないことがあります。その場合は留守番電話対応に切り替えておりますので電話番号を教えて頂ければこちらからお電話を差し上げます。

初診では先ずは患者さんのお話を伺います。(どう困っているのか? どうしたいのか? どんな疑問や不安があるのか? など) その後、簡単にお口の中を診察し大まかな説明をいたします。初診料は3千円となります。この段階で立ち止まって治療しないという選択をなさっても構いません。

2回目の予約は検査になります。レントゲン、口腔内写真撮影、歯周病検査、模型のための印象採得を行います。この検査料は2万円です。CT撮影が必要な場合は別途1万5千円となります。

3回目の予約時に検査結果と治療の説明をし、治療費の見積もりをお出しします。ご質問やご希望があれば承ります。無料です。
治療するかどうかはその場で決めて頂く必要はありません。ゆっくりお考え下さい。治療をご希望の場合は予約を取っていただきます。

治療によってはここまでの検査が必要が無い場合もあります。あくまでも基本の形です。

治療を開始以降の再診料は一回につき3千円となります。
なお、ここに書いた治療費には全て別途消費税を頂きます。

 

YouTube

木田歯科医院YouTubeチャンネルのトータルの再生回数が50万回を超えました(驚)。世界中からアクセスがあります。時代は動画なんでしょうね。
私が付ける動画のタイトルは例えば「根管からの排膿」のようなお堅い感じなんですが、それを「根の治療をしたら中から膿がドバドバ出てきた!!」みたいにすれば100万ヒットも狙える思います。絶対やりませんが。
因みに収益は全くありません。宣伝効果もあるのかないのかよく解りません。どこの国からアクセスしているのか解るようになっているんですが、アゼルバイジャンとかカタールとかアラブ首長国連邦からは来院しないと思われます(^^;)。

マイクロスコープでの治療を標榜している歯科医院で治療を受ける場合は、治療の動画記録をお願いすると良いです。ちゃんと使いこなしている先生ならむしろ喜んで見せてくれると思います。

 

 

太いメタルポストの入った臼歯の感染根管治療

再根管治療をする際には殆どの場合何らかの除去という行為が伴います。最も難易度が高いのは破折ファイルの除去ですが、ゲンナリするのが太くて長いメタルコアです。

下の写真は全て除去専用の器具です。

ただ今回のコア除去は下手に力を掛けると歯根破折を起こしそうだったので削り取りました。歯は全く削っていません。この状況で歯を削ったらすぐにパーフォレーションです。
この歯の根管治療は3度目だそうですがおそらくその度に削られていったのでしょう。そしてサイナストラクトが再発して抜歯の宣告をされて藁にすがる思いで来院されるというパターンです。

基本的に根管の内側は削ってはいけません。そこは歯質が薄いのでパーフォレーションを起こします。そして特に近心根においてはそこを削っても根管の湾曲を修正できません。全く無意味な切削です。

では動画をご覧下さい。