5級窩洞ダイレクトボンディングの動画

ブログに書くようなネタもないので、ごく普通の充填の動画で生存のご報告。
拡大鏡下でのコンポジットレジン充填は立体視ができないので、顕微鏡の角度を変えてあらゆる方向から見る必要があります。削ることよりも詰めることの方が顕微鏡は苦手です。

顕微鏡下でのコンポジットレジン充填は当院では保険外となっております。

骨隆起

あまり自覚症状はないのでご本人が気づいていない場合も多いのですが、骨がコブのように大きくなったものを骨隆起といいます。原因はハッキリしていないようですが、経験的に咬む力が強い人に多いように思います。突然気がついて癌と思ってしまう方が時々いますが、全くそのような心配は要りません。

特に不自由が無ければ放置して良いのですが、歯を失って義歯を入れるときには邪魔になります。この写真のようにここまで大きくなると除去が必要になります。これは下顎ですが上顎では口蓋部に好発します。

エキストリュージョン12年経過

高校の部活の練習でぶつけて破折した歯です。一見ダイレクトボンディングも可能なように見えますが裏側は歯肉の下まで破折していました。

隣の歯は黒ずんでいますが、打撲による歯髄死です。
破折した歯は既に抜髄された状態での来院でしたので、根管治療後エキストリュージョンしてメタルボンドで補綴。隣の歯は根管治療後、セレックでベニアで修復しました。

12年後の来院。

少しマージンが露出してしまいました。歯肉のレベルは不揃いです。決して褒められたプラークコントロールではないです。しかし大きな問題は無く機能しています。