カテゴリー: ダイレクトボンディング

金属の詰め物被せ物を全部白くしたいというご希望です。
先ずはインレイを外してコンポジットレジンで修復しました（ダイレクトボンディング）。

基本的には一回に一歯ずつですが、その歯の治療は一回で完結します。

特に若年者の場合に多いのですが、入り口は小さいのに内部で大きく進行しているむし歯があります。これはこのブログにも書きましたが学校歯科健診では見つからなかったむし歯です。しかし治療してみると歯髄処置まで行ってしまいそうなくらいでした。

マイクロスコープの治療に限らずミラーテクニックより直視の方が優っている点は両手が使えるということです。動画には写っていませんが特に削る際には両手を使っています。

左上の第一小臼歯の治療ですが、患者さんには大きく右を向いてもらい、私は左側にポジションを取ります。マイクロスコープの対物レンズは右に振りますがそれでも接眼レンズが水平になる機種は直視での治療もやりやすいのです。