このケースです。
震災の時に転んで欠けてしまった所を治療したのですが、あれから10年経過して外れてしまいました。そうです。あれから10年経ったのです。
年末に急患で来院されたのでそのときは簡単に応急処置をしておきました。
動画の最後に顕微鏡下での充填後の静止画が出てきますが、色はあまり合っていません。しかし鏡を見たご本人は解らないと仰いますし、実際日常では誰も解らないと思います。
以前は何色も色を重ねたりしましたが、そこはあまり気にしなくなりました。といってもこのケースでも三色は使っています。
福島県いわき市にある自由診療専門の歯科医院です。TEL 0246-36-5960
このケースです。
震災の時に転んで欠けてしまった所を治療したのですが、あれから10年経過して外れてしまいました。そうです。あれから10年経ったのです。
年末に急患で来院されたのでそのときは簡単に応急処置をしておきました。
動画の最後に顕微鏡下での充填後の静止画が出てきますが、色はあまり合っていません。しかし鏡を見たご本人は解らないと仰いますし、実際日常では誰も解らないと思います。
以前は何色も色を重ねたりしましたが、そこはあまり気にしなくなりました。といってもこのケースでも三色は使っています。
顕微鏡によってはこの部位を直視可能な場合もあります。
顕微鏡治療はラバーダムをしないとストレスが溜まります。見づらいのです。ホッペタやベロが視野を遮るし、口の中の湿気はミラーを曇らせるし、唾液も鬱陶しいものなのです。それ以外にもっと大切な理由があるのですが今回はそこには触れません。
下顎の7番。下の一番奥の歯のダイレクトボンディングです。ダイレクトボンディングでは治療する歯に直接クランプ(金属のバネのような物)を掛けることは邪魔になるので基本的には行わないのですが、7番の場合はラバーダムシートが浮いてきて外れてしまうことがあり、クランプを掛けざるを得ないことがあります。そうすると今度はミラーが入らない(汗)。クランプを逆向きに掛けるという方法がとれる場合もあるのですが、このケースでは無効でした。
というわけでこの治療ではマイクロエンドサージェリーに使用するミラーを使用しました。タイトルにあるように耳かきみたいなサイズです。水が掛からないミラーのポジション取りもバキュームも不可能なので、ちょっと削っては確認したり、発熱に気をつけつつ注水を止めて削るなどの治療になります。