ヒューマンアナトミーアトラス2019.app”は壊れているため開けません。ヒューマンアナトミーアトラス2019.appを削除してAppStoreからダウンロードし直してください。と表示されて困っている方へ💘

複数のプログラムを立ち上げたときにトラブルが起きることをコンフリクトと言います。

神経の走行や骨の解剖などを患者さんに説明する際に使っている「ヒューマン・アナトミーアトラス」というソフトが時々立ち上がらなくなります。原因が解らなかったのですが最近になってやっと突き止めました。Apple純正のMusicというソフトとぶつかっていました。確認していませんがAirPlayで外部スピーカーを鳴らしているときにでるような気がします。

今までは再起動して回避していたのですがもうその必要がなくなりました。もし同じようなことで困っている方がいたら見つけやすいようにタイトルを説明口調にしておきました。

くどいですがもう一回。
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ネクストビジョンはマイクロスコープの夢を見るか

歯科医師向けのブログですのでそれ以外の方はスルーしてください。

ヨシダのネクストビジョンの販売が好調らしいです。私も一度メーカーにデモ機をわざわざ当院まで持ってきてもらって、短い時間でしたが試用してみたことがあります。
たまたま今日届いたヨシダの販促誌のデンタルプロダクトニュースが特集していたので、マイクロかネクストビジョンかと迷っている歯科医師の0.5ミリくらいの参考になればと思い書いてみます。

画像を見せて治療の説明をするにはとても便利な機材だと思います。やろうと思えばいろいろな方法はありますがたとえばデジタルカメラで撮影してモニタに出力するよりずっと手軽にできると思います。

一方、マイクロスコープでできることがネクストビジョンですべてカバーできるかと言えばそれは難しいと思います。顕微鏡を覗きながら拡大下で治療するという最も重要な機能が大きく劣っています。モニターの像がブレるのです。デンタルプロダクトニュースに載っている写真に出てくる歯科医師も多くが拡大鏡をかけていますから、拡大下でモニターの画像を見ながら治療をしてはいないと思われます。

実際にはマイクロスコープの接眼レンズ越しの像もブレているはずなんですが、人間の目はそれを補正してくれます。脳が手ブレ補正をしてくれます。ところがモニターに出力された映像がブレるのは補正できません。おそらくですがモニタの枠の外側の景色はブレないのに映像だけがブレるからだと思います。いや、想像ですよ。理論的な裏付けは取っていないです。

たぶんネクストビジョンの次の進化版、ネクストビジョン・ネクスト(^^;)には手ぶれ補正が搭載されてくると予言しておきます。日本の優秀なカメラメーカーが参入してくればすごい製品ができると思うんですがマーケットが小さすぎるのかもしれません。

というわけで私は買いませんが使用方法を選べばとても有用な機材だと思います。と、やや上から目線気味ながら0.1ミリも参考にならない結論で終わります。

 

咬合器

咬合器を新調しました。

半調節性咬合器と言って顎の関節の動きを再現できる機構を備えているのですが、(私が下手なだけなのかもしれませんが)その計測の再現性が(くどいようですが私が下手なだけなのかもしれませんが)低いので私はあまり信頼していません。ですのでその調節機構は平均的な数値に合わせています。

そんな使用方法ですので安価なモデルを選んだのですが、私が持っている骨董品のような咬合器に比べると特にフェイスボウトランスファーはとてもやりやすくなっていました。機械としての美しさとかずっと触っていたくなるような手触りとかは全くありませんが、なんとキャリブレーション済みです。キャリブレーションというのは同じ咬合器なら互換性があるということですが検証してみるまでなんだか信用できません。とはいえその機会は無さそうですし、キャリブレーションされていなくても、この咬合器上だけで作業をする分には全く何の問題もありません。