メタルセラミッククラウンで補綴した前歯の外科的歯内療法

術前。スクリューピンを除去し根管治療を行いました。

根管治療後、メタルセラミクスで補綴しました。隣の歯と連結しています。上の画像は治療3年後のレントゲンです。

サイナストラクトができています。再発です。補綴物には問題がありませんし、やれるだけのことはすでにやってあるわけですから再根管治療しても無駄ですので、歯根端切除術を提案し了承していただきました。切り札です。

この処置の敵はなんと言っても出血です。見えなければ顕微鏡治療の意味がありません。うまくコントロールできました。

縫合終了時。
一週間後に糸を抜きました。今回は珍しく術後に痛みがあったそうです。

術中の動画はこちらにあります。見たくない方もいらっしゃるでしょうから、いつものように直接ここに貼り付けるのは控えます。

追記 18ヶ月後の状態はこちら。