歯肉圧排

ホームページに掲載していた古いケースです。ホームページ書き換えのためこちらに移行します。

特に審美性が必要な部位では補綴物と歯の境目(マージン)は歯肉の下に入ります。

黄色い部分が歯、赤い部分が歯肉です。このまま型を採っても歯肉と歯が連続しているので模型上で境目を見分けることはできません。

そこで歯肉と歯の間に糸を入れて歯と歯肉の間に一時的にスペースを作ります。これを歯肉圧排と言います。

拡大するとこのようになります。

緑色が型を採る材料です。歯肉と歯の間に流し込みます。

シリコン印象と実際に石膏を流した模型。