神経の治療を一回で

既に神経を抜いてある歯の再治療の場合は難しいのですが、神経を抜く治療(抜髄)は、特に前歯の場合は殆どは一回で終わります。といっても抜髄は滅多にないのですが・・・。

このケースでも生活歯髄保存療法は可能だったと思いますがその後に続く補綴治療を考えて抜髄を選択しました。詳しい理由を解説するのは長くなるのでここでは省きますが長い目で見てこれが最良だと判断しました。

抜髄は感染さえさせなければ成功率は高い治療です。なので感染の機会を少なくするために一回で終わらせるのがベターなのです。教科書どおりにやれば成功率は90%を軽く超えます。