ChatGPTはこう返してきました。
頬側・舌側両側にサイナストラクトがあり、さらにクラック(歯根破折を含む可能性)がある下顎大臼歯については、非常に予後不良な兆候が揃っており、基本的には保存困難であることが多いです。
ごもっともな話ですが結構残せるんですよ。ただ一生持つなんてことは口が裂けても申しません。どの位持つんですか?と訊かれれば解りませんとしか答えられません。抜歯してインプラントというのもアリだと思います。
抜歯か否かの選択基準は歯科医師によって大きく差があります。
福島県いわき市にある自由診療専門の歯科医院です。TEL 0246-36-5960
ChatGPTはこう返してきました。
頬側・舌側両側にサイナストラクトがあり、さらにクラック(歯根破折を含む可能性)がある下顎大臼歯については、非常に予後不良な兆候が揃っており、基本的には保存困難であることが多いです。
ごもっともな話ですが結構残せるんですよ。ただ一生持つなんてことは口が裂けても申しません。どの位持つんですか?と訊かれれば解りませんとしか答えられません。抜歯してインプラントというのもアリだと思います。
抜歯か否かの選択基準は歯科医師によって大きく差があります。
ChatGPTに訊いてみました。
上顎大臼歯の根管数は?
■ 上顎第一大臼歯(Maxillary First Molar)
• 根の本数:3根(頬側2根+口蓋根)**がほとんど
• 根管の本数:4根管が最多
• MB1(近心頬側主根管)
• MB2(MB1と同じ根にもう一本ある)
• DB(遠心頬側根)
• P(口蓋根)
4根管:約60〜90%
3根管:約10〜40%
→ MB2(第2近心頬側根管)は見落とされやすく、存在率は**高頻度(最大90%近く)だが、臨床での発見率はそれより低い。
■ 上顎第二大臼歯(Maxillary Second Molar)
• 根の本数:3根が多数(約90%)
• 根管の本数:
• 3根管:約50〜80%
• 4根管:約20〜50%
• 2根管または1根管:まれ(癒合根やC字根管の場合)
MB2の存在率は第一大臼歯よりやや低く、約30〜50%**程度。
ちょっとオーバーなような気がしますがともあれ上顎大臼歯は4根管だと思って治療する必要があるわけです。ですが4根管の治療が成されている確率は多くても数%だと思います。私の今までの再根管治療歴では一度も見たことはありません。なので私が未処置の根管を見つけることは頻繁にあります。
さて上顎小臼歯の根管数は?
■ 上顎第一小臼歯(Maxillary First Premolar)
• 3根管の存在率:0.5〜6%程度
→ 最も多いのは2根管(約80〜90%)、1根管は10〜20%程度。
■ 上顎第二小臼歯(Maxillary Second Premolar)
• 3根管の存在率:非常に稀で、0.3%以下という報告も
→ 大半が1根管(約50%)または2根管(約50%)。
さて本題ですが今回の上顎第一小臼歯の根管は綺麗に3本でした。初めての経験です。綺麗に3本でしたがとっても汚れていました。
口が大きく開かない患者さんの最も奥の歯(第2大臼歯など)の根管治療は、非常に困難なケースのひとつです。このケースは歯髄は壊死しており病変がある感染根管でしたが、幸い手つかずの状態でしたのでどうやら上手くできたようです。これが再治療だったらと思うとゾッとします。
以下に、開口量が少ない場合の難しさのポイントをAIが詳しく説明します。ああ楽だ😅
1. 術野のアクセスが極めて困難
•開口量が限られているため、器具や手指が口腔内に入らない
→ 特に下顎第二大臼歯などは頬の筋や舌の干渉もあり、視認・アクセス困難。
•鏡や吸引チップの位置取りにも制限があり、可視性が低下。
2. 器具操作の制約
•リーマーやファイル、NiTi器具などの挿入角度が制限される
→ 根管に対して直線的なアクセスができず、湾曲や破折のリスクが高まる。
•根管長測定器やラバーダムの装着も困難になることがある。
3. 視野の確保が難しい
•ラバーダムが装着しづらく、唾液や舌の干渉で感染リスクが上がる。
•マイクロスコープや拡大鏡がうまく使えないことも。
→ 精密根管治療の精度が下がる。
4. 根管形態の複雑さと相まってリスク増大
•奥歯は根管数が多く、形態も複雑(例:MB2などの見逃しリスク)。
•可視性・器具操作・清掃のどれもが制限されるため、
根管内の感染源を完全に除去できない可能性がある。
5. 患者の疲労・協力度
•開口制限に加え、長時間の治療姿勢が辛く、患者の協力が得にくくなる。
•小児や高齢者、顎関節症のある患者では、継続的な開口そのものが困難。
6. 代替アプローチや工夫の必要性
最後に:治療の可否判断も重要
•開口量が著しく制限される場合は、治療の成功率が下がるため、抜歯も選択肢になることがあります。
•他にも「スリープスプリントによる開口訓練」や「全身麻酔下の処置」などが検討されることも。