超音波チップを使ったスクリューポスト除去

「コア」とか「ポスト」と呼ばれますが神経を抜いた後に根に入れる土台です。多くの場合、再治療はこれを外す必要があるのですがケースに応じて様々な方法を駆使します。重要なのは除去の際に歯を削らないことです。歯を削ってしまえばその後の歯の寿命を短くしてしまいます。そして強引な力を加えないこと。無理をすれば歯が割れてしまいます。

レントゲンに写っているのはスクリューポストというネジのようなモノです。そして今回の除去はポスト除去専用の超音波チップを使用する方法で行いました。こんなただの棒のようなチップがどうして効果があるのかよく解らないのですが、とにかくこれが良いです。何年か前にハンズオンの使用機材として購入したのですがもしかしたら日本では売っていないのかも知れません。もちろん問い合わせれば教えてくれると思いますが名前も知らないのです。

ご覧のように気持ちよく外れてくれます。闇雲に当ててもダメで下準備が必要なんですが、手放せない小道具の一つです。

ところで治療中に「あれ? スクリューポストって逆ネジだったっけ?」と思ったのです。つまり時計回しに回して抜けたのです。もう全く使わないですが私も大昔には使ったことがあって、時計回しで入れていたような記憶があるのです。で、動画を確認していて気づきました。これは鏡で写しているから逆なんですね。直視でもミラーで見ても自在に手は動くのですが(当然ミラー下では逆に写っています)、ネジの方向は脳の中で変換は行われていないようです。鏡に写った像の認識には色々不思議なことがあるようです。

アナログ印象

デジタルで印象できるケースはアナログでも印象できますが、アナログでできる印象が全てデジタルでできるということはありません。デジタルは写真のようなものなので歯肉の下の(歯肉縁下といいます)印象は苦手です。いろいろ工夫してやる方法もありますがそんな苦労をするよりシリコンでアナログ印象した方が確実です。と、現時点では思っています。手段の目的化はしません。どちらでも印象が可能ならデジタルを使います。効率が良いからです。

同じ歯肉圧排からの印象。上の画像は本気で採ろうと思ってデジタル印象したわけではないのですが、これでは使い物にはなりません。下がアナログ印象です。エッジが立った良い印象だと思います。

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複数のプログラムを立ち上げたときにトラブルが起きることをコンフリクトと言います。

神経の走行や骨の解剖などを患者さんに説明する際に使っている「ヒューマン・アナトミーアトラス」というソフトが時々立ち上がらなくなります。原因が解らなかったのですが最近になってやっと突き止めました。Apple純正のMusicというソフトとぶつかっていました。確認していませんがAirPlayで外部スピーカーを鳴らしているときにでるような気がします。

今までは再起動して回避していたのですがもうその必要がなくなりました。もし同じようなことで困っている方がいたら見つけやすいようにタイトルを説明口調にしておきました。

くどいですがもう一回。
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