前歯6本の治療。向かって右の奥に引っ込んでいた差し歯をBTAテクニックで被せ治して、それ以外の歯はダイレクトボンディングで治療しました。差し歯の所の歯肉が少し赤いですが接着の際のセメント除去の所為ですぐに治ります。セラミック矯正と呼ばれる怪しい治療ではありませんので誤解の無きよう・・・。
なお、上の画像はIOSでスキャンしたもので下の画像は一眼レフのものです。
福島県いわき市にある自由診療専門の歯科医院です。TEL 0246-36-5960
前歯6本の治療。向かって右の奥に引っ込んでいた差し歯をBTAテクニックで被せ治して、それ以外の歯はダイレクトボンディングで治療しました。差し歯の所の歯肉が少し赤いですが接着の際のセメント除去の所為ですぐに治ります。セラミック矯正と呼ばれる怪しい治療ではありませんので誤解の無きよう・・・。
なお、上の画像はIOSでスキャンしたもので下の画像は一眼レフのものです。
せっかくセラミックで被せたのに歯茎が下がって歯根が露出してしまったり、歯肉がブヨブヨして良く血が出たりする。こんなケースです。
奥に引っ込んでいた側切歯にセラミッククラウンが被せてありましたが赤く腫れ気味で簡単に出血する非常に不健康な歯肉です。
外して仮歯に交換します。その際に歯肉を電気メスで切除しています。調整前の仮歯ですが特種な形態をしています。下の青い線で囲んだような形に調整します。
仮歯を付けたところ。次のアポイントで印象をとりました。
模型に嵌めたできあがったBTAクラウンです。向かって右側が唇側(見える側)です。出っ張った部分が歯肉に接してマージンをシールドします。B.O.P.T.に形態は似ていますがバーティカルプレパレーションは行っていません。この辺は専門的なことですので患者さんにとってはどうでも良いことです。
装着直後の状態。セメント除去で出血しています。
約2週間後。下の術前と比べてみてください。引っ込んで短かった歯の形態がずいぶん改善していると思います。そして歯肉はとても健康な状態になっています。この状態が長期にわたって維持されるのがBTAです。
臼歯に於いても応用が可能で臼歯の複雑な歯根の形態をある意味リセットできるので、とても有用なテクニックだと思います。そしてまた大きな利点は患者さんへの侵襲が非常に少なく、治療期間も短いということです。
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