病変が無かったのにどうして再根管治療をするの? なぜ動画を撮影するの?

クラウンを被せなおす為に除去すると、中がむし歯になっていたので削っていきました。すると除去しかけのようなスクリューピンが見えたのでそのままにもできないので外すと、根管内も非常に汚れていました。病変が無いとはいえこのままクラウンを被せなおすわけにもいかないと判断し、再根管治療を行いました。

なんともないのにどうして治療しなくてはならないかという疑問を当然患者さんは抱くと思います。その必要性を理解して頂くにはありのままの状態と治療過程をみることができる動画がもっとも有効だと考えています。その日の治療が終わった後には殆どのケースで動画を見て頂いて説明するようにしています。

スクリューポストや破折ファイルやガッタパーチャを効率的に除去する

再根管治療は前医が根管に詰めた材料を除去することから始まります。これを効率的にしかも確実に行うことが大切です。

ジルコニアクラウンの除去から始めておおよそ90分の治療を動画にまとめました。治療途中で破折ファイルを発見しましたが新しい方法で除去することができました。