クラックによる歯髄炎

7番の激痛が主訴。

 

打診にもエアブローにも反応がありません。痛みを再現できない場合は確定診断がなかなか下せません。一度経過観察を提案してアポイントを取ったのですが、数時間後に痛みが強くなったということで再来院されました。原因は5番のクラックによる歯髄炎でした。この症例ではマイクロスコープでのクラックの発見が診断のキーとなりました。

 

 

抜髄しました。取りあえず痛みを止めてクラックがどこまで行っているかを改めて確認して、保存か抜歯かを決めます。

生活歯のクラックによる痛みは診断も治療も難しいです。