連休は東京で二日間の講習会を受講してきました。
受講者は勿論のこと、講師の先生まで年下で、会場全体で私が最年長かも知れません。
熱心に学ぶ同業者に接すると良い刺激になります。そこが書籍で学ぶこととの大きな違いです。
それにしてもこんなに難しい治療なのに、保険の治療費は異常に低いのです。それにもかかわらず、熱心な若いドクターで、会場は熱気に包まれていました。
上顎総義歯の印象
臼歯ダイレクトボンディング
大臼歯の隣接面を含む充填には、様々な道具を使います。
ラバーダムを掛けるのが難しい歯の形態でしたので、シリコンのチューブを入れて
唾液の滲入を防いでいます。
黄色いゴム紐がこの症例では重要です。
充填してオレンジ色の器具を外したところ。このゴム紐が隣接面歯肉縁下へのレジンのはみ出しを防いでくれます。はみ出したレジンは歯肉炎を起こします。
ウエッジというのですが、歯の形態によって何種類も使い分けます。
私がマイクロスコープを診療に取り入れて10年になりますが、導入前に受けたマイクロスコープの講習会で、このゴム紐と、ストリプスを教わりました。
三橋純先生という、マイクロスコープのエバンジェリストの講習会でした。